無料レンタルサーバー ちーこ日記 かごのなか
--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2011-01-11(Tue)

かごのなか

鍵は内側にだけ。

もちろん鍵をかけて。

一人の人間はそんな鳥籠の中に。


今日も一人でただずんで

いつも通りぼうっと外を眺める。

いつも通りの景色。


いつもいつも中から見える景色は

籠の前に必ず誰かがいてくれる

当たり前のようだけど

当たり前じゃない

そんな幸せな景色。


籠の隙間から手を差し出せば

必ず誰かが手を取ってくれて

優しく、強く、大丈夫だよと握ってくれる。

笑いかけてくれる。

嗚呼

心があったかい。

この人達のおかげで人間は閉じこもっていても

あまり寂しくなかった。


そういう人達が大好きだから

いつからか籠の中の人間は

自分の籠の中に入れてあげたいって

思うようになっていった。




でも

籠の中を荒らされるのが怖くて

籠の中を見られて嫌われるのが怖くて

籠の中を見せて受け入れてもらえても

その人をなくした時のことを考えたら怖くて

ふと無意識に

握ってくれた手をほどいてしまう



たった一言

「入っていいよ」

その一言が

簡単に言えるような一言が

とても意味深くて

とても重たくて

なかなか言いだせなくて

どうすればいいのかわからなくなって

みんなが自分の籠へと帰ってから

いつもいつも一人で泣いていた



ホントは構ってほしくて仕方がないのに

ホントは自分のことをわかってほしくて仕方がないのに

前に籠の中を荒らされたことが頭から離れなくて

怖くて、怖くて

自分からは何もできなくて

でも何も出来ない自分がいやでいやで。


そして今日も中から外をぼうっと眺める。

やっぱり今日も誰かいてくれている。


でも

『手を出すと必ず誰かが手を取ってくれる』

そういう考えに甘えてしまって

このままじゃダメになってしまうって

思うようになった

自分は籠の中に入れてあげてもいない

ソレなのに外の人は何かがあると必ず助けてくれる

自分のことのように

その人間のことを優先してくれる

でもこのままじゃダメなんだって

依存しすぎてしまう


甘えてしまう自分が怖い。

だめになってしまう自分が怖い。

きっと依存してしまっても皆今まで通り接してくれるだろう。

でもなくしてしまったら?

確証なんてどこにもない。

大切なものをなくしてしまうことが一番怖い。

それなら失ってしまう前に自分から離れてしまおう。


そういう考えから籠の中の人間は

それからパタリと籠から手を出さなくなった。


そうしたら籠の中の人間が思っていた通り

人はどんどん減っていった。


分かっていた結果だから。

これでいいんだって。

自分に言い聞かせて。

胸が痛くても苦しくても気づかないふりをして。

今日も籠の中でぼうっと景色を眺める。



でも

コレでいいはずなのに

苦しいのも痛いのも全く良くならなくて。

それどころか酷くなっていく一方で。

ぽっかりと胸に穴が開いた気分になったりするようになった。


自分の選択は正しかったのかはわからない

けれど

この気持ちはなんだろう。



自分が籠の中に入れてあげなかったのがいけなかったのかなって

やっぱり自分は自分勝手すぎたんだなって

でも怖かったんだって

たくさんたくさん考えた。



それでも籠の中の人間は

これでよかったんだって

例えどんなに胸が痛くなっても

もういろんな人に頼りすぎてしまったり

困らせなくて済むのなら

これでよかったんだって・・・

何度も何度も言い聞かせて。



手を出さなくなってしばらくが経った。

それなのにまだ

籠の外には数人だけまだ来てくれていた。

始めは前の人のようにいなくなるだろうって

中からずっと見ていた

けど

それでも来てくれていた。

心配をしてくれている人もいた。


それを眺めながら籠の中の人間は

こんなに自分の為にしてくれてる

この人たちにできることは何だろうって

考えて考えてたくさん考えた。

そこでたどり着いたのが

少しでもその人たちを大切にしようっていう

誰にでもできるような小さな答えだった。

子供っぽくても、小さなコトだとしても

自分にとっては大きなコトだった。


今までは自分のことしか考えていなかった。

変わらなきゃ。

変わるきっかけにしなくちゃ。



見つけ出した答えを何度も何度も言い聞かせて

わかっているのに

前のようにその人たちに依存してしまう

そんな自分が怖くて

やっぱり籠の中を見せるのが怖くて

なくしてしまうのが怖くて

前のように手は出せないけれど

出せないじゃない。

出さないように。


いつか「入っていいよ」って

言えるように



籠をあらされて以来

ずっとずっと籠から出ていなかったから

どうやって人に接していたか忘れてしまったけど

入れてあげられるように

入ってもらえるように

って

少しずつ少しずつ変わっていこう。


それから

籠の中の人間は外の人と話したりするようになった。

やっぱり

たまに何もかもわからなくなって

また前のように外を眺めるだけになってしまうけれど

それでも

少しずつ少しずつ変わっていこう

皆がいてくれて、変わるのをまってくれている

これはすごくしあわせなこと。

少しずつ少しずつ頑張ろう。


少しずつ少しずつ――――








4年前の駄文発掘←

多少直したけど相変わらず矛盾だらけ。


コレ読んでて思ったけど

あたしあのころから変わってないわwwww
スポンサーサイト

comment form

管理者にだけメッセージを送る

comment

プロフィール

ちーこ

Author:ちーこ
名前:ちーこ
年齢:22さい
生息:愛知の田舎

しんぐるまざーでびぅ。

はーちょらぶ。
はーちょと結婚すんねん。

フリーター生活満喫中www

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。